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Web系とSIerどちらの方が年収が高くなりやすい?

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こんばんは もえぴっぴです。

今回はIT業界を目指す方向けに、いわゆるWeb系とSIerどっちに就職したほうがお金を稼ぎやすいか?
というテーマで書いてみたいと思います。

SIerとWeb系の違い

そもそもSIerとWeb系の違いを簡単に記述しておきます。

SIerは他の会社が必要としているシステムを受注して作る会社ですね。
BtoBが基本で比較的大規模なシステムを構築することが多いです。

一方、Web系は自社のWebサービスを作ったりしているような会社ですね。

同じIT業界なのでひとくくりにされやすいのですが、業務内容は全く違うと思っておいた方が良いと思います。

どちらが稼げるか?

明確にどちらの方が年収が高いという話はあまり聞いたことがありません。SIerWeb系という要素だけではどちらの方が年収が高いか判断するのは難しいと思います。

しかし選び方のポイントは有ります。

それは業務内容が自分に向いているかどうかです。

SIerとWeb系は全く違う業態なのです。
同じ教育業界だからと、学校の先生と塾講師を並べているような感じです。 そこには当然個人の向き不向きが出てきます。

そういうことなので、自分が実力を発揮できる方に身を置いた方が評価されて給料も上がりやすいはずなのです。

それぞれの業態の特徴を書いていきましょう。

SIerでのキャリアについて

SIerでは上流工程にいくほど稼げるようになります。
プロマネ⇒システムエンジニア⇒プログラマーみたいな用語を使うアレですね。

SIerには「プロマネが一番偉くて、プログラマーは新人やプロマネが出来ない人がやるもの」という価値観があります。
プログラミングは手段であり目的ではありません。プログラミング自体よりもチームのマネジメントや顧客の課題解決ができる人間が重宝されるのです。

ですのでプログラミングはそれなりにできた方が良いのは間違いないのですが、めちゃくちゃできるようになる必要はありません。

Web系でのキャリアについて

未経験の人がイメージする働き方はこちらに近いのかなと思います。

あまり上流下流の概念がない会社が多く、エンジニアはずっとエンジニアとしてやっていくことが多いです。

ですので給料を上げようと思ったら技術力を上げていくことになります。
もちろんWeb系でもマネジメントスキルがあれば重宝されるでしょうが、ないならないでなんとかなります。
逆に言うと技術力を上げる意識のない人には結構きついと思います。

ちなみに開発した自社サービスが大当たりすればドカンとボーナス出たりとかもあるみたいですね。 その逆もまたしかりなんでしょうが…

まとめ

以上の内容をまとめると、

「大きいチームで個人ではできないようなことを成し遂げたい人」、あるいは逆に「職業プログラマーとしてほどほどにやっていきたい人」にはSIerがオススメです。
プログラマとしてバリバリやりたい人」方にはWeb系をオススメ致します。

SIerとWeb系だと求められるスキルも考え方も全然違うのです。
ここを理解していないと自分の得意なことが出来ずに悲惨なことになる可能性があります。

Twitter界隈ではWeb系ageしている人が多い印象ですが、プログラミングを長期間好きでいられる自信のない人はSIerの方でもいいのではないかと思います。みんながみんな休日勉強してたりするわけではないですしね。

逆に技術大好きな人がSIerに行っても不幸になると思います。
「まだプログラマーやりたいのに会社がマネジメントやれっていってくるんだけど…」って愚痴は割とよくききます。

余談

IT業界は転職すると年収が大きく上がる業界です。
転職サイトに登録しておくと結構な頻度でオファーがもらえます。実際に転職する気がなくともそういったサイトに登録して常に自分の市場価値をチェックはしておいた方がよいです。

何を勉強すると価値が高まるのか?自分の今の待遇は妥当なのか?といったことを理解しておくのは大事なことです。